iPhone「アイフォン」XS MAX タッチ不良 液晶画面交換修理事例
- 2021.07.27
- 2021.08.01
こんにちはiPhone修理のアメモバです。今日は兵庫県内からお越しのG様iPhone XS MAX のフロントパネルのタッチが効かないということで修理のご依頼がiPhone修理アメモバにありました。経緯としては、特に強い衝撃が加わったわけではなく、徐々に画面を開く時にタッチが反応しない、または反応が鈍い、思っている方向と逆に画面が動くなど大好きなゲームに支障があるので、液晶画面を交換して直るかご相談に来店されました。
その他のフェイスID機能、音量ボタン、電源ボタン、カメラなど一通り点検を行いiPhone XS MAX理開始します。
目次
iPhone XS MAX液晶画面交換修理手順
ステップ①フロントパネルを外す
電源ボタンと音量ボタンを長押し、電源を完全に切ります。それから充電口の左右にある小さなペンタローブネジ(星形のネジ)を外します左右に一本ずつ2本あります。
iPhoneはこの2本のネジと、防水防塵シールによってがっちりと本体とフロントパネルが止まっています。この防水防塵両面シールが施されていますのでヒートガンを使って温め緩めてから開口用の平らな工具で開いていきます。
下部から左へ、左から右へ最終的に上部を外します。コネクタは右側に集中しています。上部を外したら右側を軸に90度開きます(iPhone12は左側を軸に開けるそうです)。
開いたらまず、ブラケットを外します。ブラケットはその下にある接続部分が簡単に外れないように保護しています。ブラケットには少しの接着剤がついています。コネクタは4ヶ所あります。一番最初に必ずバッテリーのコネクタの接続部分を外します。外す時はプラスチックの工具で外していきます。次にフロントパネルの2箇所のコネクタを外していきます。そして最後にフロントパネル用センサーアセンブリのフレックスケーブルのコネクタを外します。これは黒い接着剤で固定されています接着剤が剥がれるまでゆっくりとコネクタを持ち上げていきますこれで接続部分は全て外れて、フロントパネルと本体が分離されました。
ステップ➁古いフロントパネルからパーツを外す
フロントパネルにはイヤースピーカーとセンサーアセンブリがついています。こちらは一つのコネクタになっています。3本のY型のネジを外しスピーカーの部分をひっくり返してからヒートガンでカメラカバーであるプラスチックの部分を温めます。裏から薄い工具を入れてマイクから外していきます。次にピンセットを使って光環境光センサーを軽く左右に揺らしながら持ち上げ外します。この光環境光センサーは細いコネクタによってセンサーアセンブリの一部と繋がっています特に注意が必要です。これでフロントパネルの部品は全て外れました。
ステップ③新しく用意したフロントパネルに部品を移植する
ステップ➁で外した部品を新しいフロントパネルに移植します。取り付ける手順は外した手順の逆手順によって付けていきます。
ステップ④フロントパネルを本体に戻す
全てパーツを移植し終わった新しいフロントパネルを、本体に取り付けます。取り付け終わったらブラケットを戻します。フロントパネルを本体にとめてペンタローブネジを戻して修理は完了です。
iPhone XS MAX 液晶画面交換修理時間
25分です。点検を含めて35分でした。
iPhone XS MAX 液晶画面交換修理料金及び店舗情報
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